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電気施工管理の仕事内容とは?4大工事・一日の流れ・年収を解説

電気施工管理の仕事内容とは?4大工事・一日の流れ・年収を解説

電気施工管理とは、建築物や工場・インフラの電気設備工事について、施工計画の作成から工程・品質・原価・安全・環境の統括までを担う管理業務です。1級・2級電気工事施工管理技士の国家資格保有者が、監理技術者や主任技術者として現場を指揮し、電気工事士など施工実務を担う職種と役割を分担します。

建築施工管理・土木施工管理と比べると、扱う対象は「照明・コンセントから受変電設備・幹線・データセンターの電源系まで」と広く、近年はデータセンター・半導体工場・再生可能エネルギー関連の投資拡大で需要が高まっています(日本電設工業協会 の景況調査、国土交通省 建設投資見通し 等で確認可能)。一方で、2024年4月から適用された時間外労働の上限規制(2024年問題)や、2025年12月12日に全面施行された第三次・担い手3法(2026年7月時点で施行済み)により、働き方の見直しも本格化しています。

本記事では、電気施工管理の全体像・4大工事分類・一日の流れ・資格制度・年収・未経験ロードマップまでを、建築/土木施工管理との比較を交えながら整理します。就職・転職検討中の方が、自分の適性やキャリアの入口を判断できる粒度で解説します。

電気施工管理の主な仕事内容(5つの実務)

「電気施工管理の仕事内容」を最短で押さえるための主な実務は次の5つです。以降の章で詳細を解説します。

  1. 施工計画の作成:電気工事の施工手順・使用機器・工法・工程・安全計画を書面化
  2. 工程管理:建築・空調・給排水など他工種と連携した工程調整、遅延リカバリー
  3. 品質管理:絶縁抵抗・接地抵抗・電圧・電流の測定と記録、竣工検査対応
  4. 原価管理:実行予算作成、材料・労務・外注費の変動管理、追加・変更工事の請求処理
  5. 安全管理・環境管理:感電・墜落・重量物災害の防止、KY活動、建設副産物の適正処理
    1. 電気施工管理の主な仕事内容(5つの実務)
  1. 先に結論
  2. この記事で分かること
  3. 電気施工管理の仕事内容と全体像
    1. 電気施工管理の定義と役割
    2. 建築・土木・電気の3系統の中での位置づけ
    3. 電気工事士との違い(施工管理と施工実務)
  4. 電気施工管理が扱う工事の4分類
    1. ① 建築電気設備(もっとも身近な領域)
    2. ② 送配電・変電(インフラの電気)
    3. ③ 通信・信号・鉄道電気
    4. ④ 再生可能エネルギー・データセンター(成長領域)
  5. 電気施工管理の5大管理(QCDSE)と実務
    1. Quality(品質)
    2. Cost(原価)
    3. Delivery(工程)
    4. Safety(安全)
    5. Environment(環境)
  6. 電気施工管理の一日の流れ(現場所長クラス/例)
  7. 資格制度と配置技術者要件
    1. 1級・2級電気工事施工管理技士の位置づけ
    2. 令和6年度の受検資格改正
    3. 監理技術者資格者証・専任義務・講習
  8. 電気工事士との資格連携とキャリアラダー
    1. 代表的なキャリアラダー
    2. 電気主任技術者との違い
  9. 電気工事業の需要と将来性
    1. データセンター・半導体工場・再エネの伸び
    2. 2024年問題と電気工事業
    3. 第三次・担い手3法(2025年12月12日全面施行)
  10. 電気施工管理の年収レンジ
    1. 公的統計ベースの目安
    2. 編集部の求人観測(4点セット)
  11. 未経験から電気施工管理になるロードマップ
    1. 想定される4パターン
    2. 20代・未経験のロードマップ
  12. ケース別解説
    1. ケース1|20代前半・工業高校卒/地場電気工事会社
    2. ケース2|30代・電気工事士→施工管理シフト
    3. ケース3|40代・建築施工管理からの併走
    4. ケース4|30代・異業種(IT・設備メンテ)からの参入
  13. 電気施工管理でつまずきやすい5パターン
    1. 失敗1|電気工事士と施工管理の役割を混同する
    2. 失敗2|建築工程との連携を後回しにする
    3. 失敗3|停電・切替作業の調整不足
    4. 失敗4|安全管理の要点を絞れない
    5. 失敗5|書類・記録の遅延
  14. よくある質問(FAQ)
    1. Q1|電気施工管理と電気工事士のどちらを先に取るべき?
    2. Q2|電気施工管理は文系出身でもなれる?
    3. Q3|1級と2級の年収差はどれくらい?
    4. Q4|電気施工管理はきついと言われるけど実際は?
    5. Q5|電気工事施工管理技士は独学で取れる?
    6. Q6|電気施工管理と電気通信工事施工管理技士の違いは?
    7. Q7|女性の電気施工管理者は増えている?
    8. Q8|監理技術者は必ず現場に専任で常駐する?
    9. Q9|BIM/CIMは電気施工管理でも使う?
    10. Q10|電気施工管理から独立できる?
    11. Q11|電気施工管理の資格手当はいくらくらい?
    12. Q12|再エネ・データセンター案件はキャリアに有利?
    13. Q13|電気施工管理の転職で失敗しないコツは?
    14. Q14|電気施工管理と管工事施工管理は掛け持ちできる?
    15. Q15|電気施工管理の1日は本当に長い?
  15. まとめ
    1. 年収・転職でお悩みの方へ

先に結論

  • 電気施工管理は、電気工事の施工計画・工程・品質・原価・安全・環境(QCDSE)を統括する管理業務で、1級・2級電気工事施工管理技士が中核資格
  • 対象工事は「①建築電気設備 ②送配電・変電 ③通信・信号・鉄道電気 ④再エネ・データセンター」の4分類に整理でき、企業タイプで扱う領域が変わる
  • 1級=監理技術者になれる代表的資格、2級=主任技術者。特定建設業の電気工事許可、監理技術者資格者証、5年ごとの講習など制度面は国交省最新資料で確認する
  • 電気工事士は「実際に電気を触る施工実務」、電気施工管理技士は「工事全体を管理する立場」で、キャリアラダーは電気工事士(第二種→第一種)→施工管理技士(2級→1級)が代表的
  • 需要はデータセンター・再エネ・老朽インフラ更新で当面高水準。2024年問題・担い手3法により残業規制と処遇改善が進行

この記事で分かること

  • 電気施工管理の定義と、建築・土木施工管理・電気工事士との違い
  • 4大工事分類(建築電気/送配電・変電/通信・信号/再エネ・データセンター)で扱う具体的な設備と現場
  • 1級・2級電気工事施工管理技士の位置づけ、監理技術者・主任技術者としての配置要件
  • 電気施工管理の一日の流れ(7:00〜19:00)と、5大管理(QCDSE)の実務
  • 電気工事施工管理技士の年収レンジと、資格・年代・企業タイプで変わる目安
  • 未経験・電気工事士経験者・異業種からの参入ロードマップ、失敗しやすい5パターン

電気施工管理の仕事内容と全体像

電気施工管理の定義と役割

電気施工管理とは、電気工事の施工計画・工程・品質・原価・安全・環境(QCDSE)を統括する管理業務です。 電気工事士や下請の電工職人が実際にケーブルを引き、盤を据え付け、機器を結線する一方で、電気施工管理技士は「どの順で/誰が/どの資材で/どこまでの品質で/いつまでに/いくらで/安全に」を設計・調整するポジションを担います。

建設業許可のうち「電気工事業」は、建設業法第2条・別表第一で定められた29業種の1つで、電気工事施工管理技士は、この電気工事業における配置技術者資格の中核です。1級・2級電気工事施工管理技士は、それぞれ「監理技術者」「主任技術者」として現場に配置され、電気工事の技術管理面から工事を統括します。配置金額・専任義務の基準は建設業法・国土交通省の「監理技術者制度運用マニュアル」で定められ、直近では2025年2月1日施行の改正で下請契約合計5,000万円(建築一式工事は8,000万円)以上となる元請工事に監理技術者の配置が必要とされる基準が見直されています(対象・金額・専任義務の細目は、国土交通省 監理技術者制度運用マニュアルの最新版で確認してください)。

建築・土木・電気の3系統の中での位置づけ

建設業界の施工管理は「建築」「土木」「電気」「管(設備)」「造園」「電気通信」「建設機械」の7区分に大別されます。電気施工管理は、これらのうち電気工事業に対応するもので、建築施工管理・土木施工管理と対比すると次のような特徴があります。

区分 主な対象工事 現場 資格 併走する管理
建築施工管理 建物躯体・仕上げ・内装 ビル・住宅・工場 1級・2級建築施工管理技士 全体統括(元請・所長)
土木施工管理 道路・橋梁・トンネル・河川・上下水道 インフラ・造成 1級・2級土木施工管理技士 公共工事中心
電気施工管理 受変電・幹線・照明・動力・通信・信号・データセンター電源 建物・プラント・鉄道 1級・2級電気工事施工管理技士 建築工事の一部として並走/単独発注
管工事施工管理 空調・給排水・衛生・ガス 建物設備 1級・2級管工事施工管理技士 電気と並走する設備系

建築工事の一部として電気工事が動く場合は、建築施工管理(ゼネコン所長)と電気施工管理(サブコンや電気工事会社の現場所長)が並走します。単独発注のプラント電気・変電所・再エネ設備・データセンターなどでは、電気工事会社が元請となり、電気施工管理が全体を仕切ります。

建築・土木の実務全体像は、建築施工管理の仕事内容とは?1日の流れ・4大管理・年収を解説土木施工管理の仕事内容とは?1日の流れ・4大管理・年収を解説にまとめています。

電気工事士との違い(施工管理と施工実務)

「電気工事士」と「電気工事施工管理技士」は名前が似ていますが、担う役割は別レイヤーです。

  • 電気工事士:経済産業省所管の国家資格。第一種・第二種があり、実際に電気設備の工事(配線・結線・機器据付)を行える資格。低圧・高圧の区分で作業できる範囲が異なる。
  • 電気工事施工管理技士:国土交通省所管の国家資格。1級・2級があり、電気工事の施工計画・工程・品質・原価・安全管理を担う。原則、自ら配線工事を行う職種ではなく、下請の電気工事士・電工職人を束ねて工事全体を統括する。

現場では、電気工事士が実施工の職人として動き、電気工事施工管理技士が配置技術者として管理面を担うのが基本形です。ただし小規模な電気工事会社では、電気工事士と施工管理を兼務する働き方も一般的で、電気工事士のキャリアと施工管理の関係を意識してキャリアラダーを組む人が増えています。

電気施工管理が扱う工事の4分類

電気工事は幅が広く、企業タイプによって扱う領域が大きく変わります。ここでは編集部が求人票と業界レポートから整理した4分類で説明します。

① 建築電気設備(もっとも身近な領域)

建物内の照明・コンセント・分電盤・幹線・受変電設備・通信配管など、いわゆる「建築物の電気」を扱う領域です。ビル・マンション・工場・商業施設・学校・病院など、あらゆる建物で必要となります。

代表的な工事範囲:

  • 受変電設備(キュービクル・変圧器・高圧ケーブル)
  • 幹線・動力配線(低圧幹線・動力ケーブル・盤結線)
  • 照明・コンセント配線(電灯・非常照明)
  • 弱電設備(インターホン・LAN・監視カメラ・防災設備の一部)
  • 太陽光発電の建物側連系設備

建築工事の一部として動くため、建築施工管理(元請ゼネコンの所長)や設備施工管理(管工事)と密に連携します。「電気サブコン」と呼ばれる企業群が主要なプレイヤーで、大手では関電工・きんでん・九電工・トーエネックなどが該当します。サブコン大手の全体像はサブコン大手の比較と特徴|電気系・空調衛生系の主要企業を参照してください。

② 送配電・変電(インフラの電気)

電力会社の発電所から需要家までの送配電網、および変電所内の設備工事を扱う領域です。66kV・154kV・275kVといった特別高圧の変電設備、鉄塔・架線・地中送電線、需要家側の高圧受電などが対象となります。

送配電工事は電力会社の発注が中心で、日本国内では大手電気工事会社(きんでん・関電工・九電工など)と地域の電気工事店が請け負います。屋外・高所・停電を伴う切替作業が多く、安全管理の比重が非常に大きい領域です。

③ 通信・信号・鉄道電気

電気工事施工管理技士の職域と近接する領域として、通信・信号・鉄道電気があります。電気通信工事は「電気通信工事施工管理技士」という別の区分が2019年度から設けられており、電気通信工事施工管理技士とは?1級2級の違い・仕事内容・年収を解説で整理しています。

鉄道電気は、駅設備の電源・信号・変電・電車線などを扱い、JR各社や大手民鉄、専門の鉄道電気工事会社が主要プレイヤーです。「電気工事」と「電気通信工事」「電気通信施設工事」の許可種別が現場で混在するため、資格保有者の配置とセットで許可・請負内容を確認する必要があります。

④ 再生可能エネルギー・データセンター(成長領域)

太陽光発電・風力発電・蓄電池・水素関連の設備工事、および国内で建設ラッシュが続くデータセンターの電源設備は、電気施工管理のもっとも需要が伸びている領域です。

  • 再エネ:日本政府は2040年に向けたエネルギー政策の議論を進めており、電源構成に占める再エネ比率のさらなる引き上げが検討されています(詳細は経済産業省 エネルギー基本計画で確認)。太陽光・蓄電池・洋上風力の工事が増えており、電気施工管理の求人でも「再エネ」を扱える人材への需要が高まっています。
  • データセンター:AIやクラウド需要の拡大で、首都圏・関西圏を中心にデータセンターの新設が相次いでいます。DCは24時間365日停止できないため、UPS(無停電電源装置)・非常用発電機・冗長系統設計・冷却設備の電源系など、電気施工管理の要求水準が特に高い領域です。

これら成長領域では、電気工事施工管理技士に加え、電気主任技術者や消防設備士など、資格の掛け合わせが評価されます。

電気施工管理の5大管理(QCDSE)と実務

電気施工管理も他区分と同じく、Quality(品質)・Cost(原価)・Delivery(工程)・Safety(安全)・Environment(環境)の5大管理を担います。ただし、電気特有の実務ポイントがあります。

Quality(品質)

  • 絶縁抵抗測定:竣工前に絶縁抵抗計(メガー)で電路の絶縁抵抗を測定し、電気設備技術基準・電技解釈で定める値以上を確保する
  • 接地抵抗測定:接地極の抵抗値が仕様値以下であることを確認する
  • 相順・電圧・電流・力率などの試験:受電前後で計測し、記録に残す
  • 竣工検査:発注者立会いの下で試験・計測・目視確認を行い、記録簿・成績書を作成する

Cost(原価)

  • 実行予算の作成:材料費(ケーブル・電線管・盤・機器)/労務費/外注費/経費に分解して予算化
  • 物価変動リスク:電線・銅材・変圧器など主要資材は近年価格変動が大きく、見積時と施工時の乖離を管理する
  • 仕様変更・追加工事の請求管理:発注者との打合せ内容を記録に残し、後の請求根拠にする

工事原価管理の実務は工事原価の内訳と原価管理の基本にまとめています。

Delivery(工程)

  • 建築工程との連携:建物のコンクリート打設前に配管・ボックスを埋設、内装工事前に幹線・盤を設置、内装完了後に器具付け・試験、というシーケンスを守る
  • 停電作業計画:既存建物の改修や増設で停電を伴う場合、事前に停電範囲・時間・切替手順を計画し、発注者・利用者と調整する
  • 工程表の作成:ネットワーク工程・バーチャート工程を組み合わせ、電気工事全体の進捗を可視化する

Safety(安全)

  • 感電・アーク災害の防止:低圧電路でも活線作業は感電リスクが高い。原則停電作業とし、活線作業となる場合は絶縁用保護具・防具の使用、監視員の配置を徹底する
  • 墜落防止:高所の配線・盤据付・鉄塔工事などでフルハーネス型墜落制止用器具の使用が求められる(厚生労働省 墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン
  • 重量物災害の防止:変圧器・キュービクル・盤の搬入・据付は重量物取扱いのリスクが高い

安全パトロール・KY活動の運用は安全パトロールの項目とチェックリストKY活動のやり方とネタの選び方を参考にしてください。

Environment(環境)

  • 建設副産物の管理:ケーブル切れ端・鋼材・梱包材の分別と処分。銅は有価物として売却する場合が多い
  • 騒音・振動対策:発電機試運転、はつり作業の時間帯・防音カバー
  • 省エネ対応:LED照明、高効率変圧器、力率改善コンデンサなど、エネルギー消費に関わる設備選定への関与

電気施工管理の一日の流れ(現場所長クラス/例)

現場フェーズ・案件規模・所属企業で大きく変わりますが、あくまで一例として、建物新築の電気工事所長クラスの一日を整理します。

時刻 業務内容
7:00 出社・現場事務所着。当日の作業・搬入予定を確認、下請への指示メモを準備
7:30 朝礼(元請主催)に参加。安全指示・作業予定・危険予知事項の共有
8:00 電気工事の職長ミーティング(KY活動・当日作業のリスク共有・重機と電気工事の輻輳確認)
9:00 現場巡回。配管・ケーブル敷設・盤据付の進捗確認、写真撮影、下請と工程調整
10:30 元請所長との定例打合せ。建築・空調・給排水の進捗と電気工事の干渉調整
12:00 昼休憩
13:00 発注者・設計事務所との定例打合せ(週1〜2回)。仕様変更・追加工事の確認
15:00 メーカー打合せ(キュービクル・盤・照明器具の納期・仕様確認)
16:00 現場巡回・是正指示・翌日搬入資材の確認
17:00 現場事務所で書類作業(工事日報・工程更新・施工図承認・見積査定・請求書処理)
19:00 翌日の段取りメモを残して退社

繁忙期(受電・引渡し直前や、工程遅延のリカバリー期)は、これに休日出勤や夜間の切替作業が加わります。書類作業の効率化は施工管理のExcel書類テンプレと効率化を参考にしてください。

資格制度と配置技術者要件

1級・2級電気工事施工管理技士の位置づけ

電気工事施工管理技士は、建設業法に基づく国家資格で、一般財団法人建設業振興基金が試験を実施しています。

区分 主な位置づけ 監理技術者 主任技術者 建設業許可の技術者要件
1級電気工事施工管理技士 電気工事業における監理技術者の代表的資格 ○(代表的資格) 特定建設業の専任技術者要件を満たす
2級電気工事施工管理技士 電気工事業における主任技術者の代表的資格 ×(監理技術者としては加点対象外) 一般建設業の専任技術者要件を満たす

監理技術者は、元請工事のうち下請契約合計が一定額以上(2025年2月1日施行の改正で見直された基準)となる現場に配置が義務付けられた技術者で、1級電気工事施工管理技士が代表的な資格要件です。主任技術者は、建設業者が請け負う工事に原則として配置される技術者で、1級・2級のいずれでも担えます。監理技術者・主任技術者の役割の詳細は監理技術者と主任技術者の違い|配置要件と資格要件で整理しています。

また、経営事項審査(経審)では、1級は監理技術者として、2級は主任技術者として、それぞれ技術力評価(Z点)の対象となる評点区分が異なります。2級が監理技術者として加点されるわけではない点は、企業側の資格戦略を考えるうえでも重要です(詳細は国土交通省 経営事項審査の最新資料で確認してください)。

令和6年度の受検資格改正

2024年度(令和6年度)から、施工管理技術検定の受検資格が改正されました国土交通省 施工管理技術検定制度の見直し概要)。電気工事施工管理技士でも次の変更が反映されています。

  • 第一次検定:実務経験は不要となり、受検年度末時点で年齢要件(1級は19歳以上、2級は17歳以上)を満たせば受検可能
  • 第二次検定:第一次検定合格後の一定年数の実務経験が要件(学歴に応じた経験年数の組合せで判定する旧制度は経過措置あり)
  • 経過措置:令和10年度までは旧制度の受検資格でも第二次検定を受検可能

第一次検定の合格者には、1級では「1級電気工事施工管理技士補」の称号が付与され、実務経験を積みながら第二次検定を目指すルートが取りやすくなっています。試験の詳細は建設業振興基金 建築・電気工事施工管理技術検定の最新案内で確認してください。

監理技術者資格者証・専任義務・講習

監理技術者として現場に配置される場合、監理技術者資格者証の交付と、監理技術者講習の受講(有効期間5年)が求められます。専任義務の要否は、請負金額・工事の性質・監理技術者補佐の配置による専任合理化措置などに応じて個別判断となるため、案件ごとに国土交通省の運用マニュアル最新版と発注者要求事項を確認してください。

電気工事士との資格連携とキャリアラダー

電気施工管理を志す場合、電気工事士資格と施工管理技士資格を掛け合わせるキャリアラダーが、実務力と資格要件の両面で強力です。

代表的なキャリアラダー

段階 資格 実務経験の目安
入口 第二種電気工事士 未経験〜1年目
現場実務 第一種電気工事士 実務2〜3年目以降(免状交付には実務3年以上等の要件あり)
管理入口 2級電気工事施工管理技士 現場3〜5年目以降
管理中核 1級電気工事施工管理技士 5〜10年目以降
併走資格 電気主任技術者(第三種〜第一種)、消防設備士など 案件・企業タイプ次第

電気工事士(第一種・第二種)は経済産業省所管の資格で、実際に電気工事に従事するための資格です。電気工事施工管理技士は国土交通省所管の資格で、工事の管理・監督を担います。両方を持っていると、現場実務が分かる施工管理者として評価されやすく、施工管理技士を取る意味・取得後の変化の観点でもキャリア設計しやすくなります。

電気主任技術者との違い

電気主任技術者(第一種〜第三種)は、事業用電気工作物の工事・維持・運用の保安監督を行う国家資格で、経済産業省所管です。電気工事施工管理技士が「工事を管理する立場」であるのに対し、電気主任技術者は「完成した電気設備を保安する立場」に近く、担う場面が異なります。ビルメンテナンスやデータセンターの運用・保安部門では電気主任技術者、施工現場の統括では電気工事施工管理技士、というすみ分けが基本形です。

電気工事業の需要と将来性

データセンター・半導体工場・再エネの伸び

電気設備工事業の受注動向は、日本電設工業協会が定期的に公表する電気設備工事業の景況調査で確認できます。国全体の建設投資動向は国土交通省 建設投資見通し、経済全体の投資計画は経済産業省 統計情報で確認可能です。編集部が2026年7月時点で確認した主要求人サイト(doda・マイナビ転職・リクナビNEXT・工事士.com)では、電気施工管理の求人件数は建築・土木施工管理と並ぶ高水準で、特にデータセンター・半導体工場・再エネ関連の求人が目立つ傾向にありました(求人観測は編集部の独自調査であり、業界全体を代表するものではありません)。

  • データセンター:AI・クラウドの需要拡大で新設が相次いでおり、UPS・非常用発電機・冗長系統設計を扱える電気施工管理経験者への引き合いが強い傾向
  • 半導体工場:国内の半導体投資拡大に伴い、大電力受電・クリーンルーム関連の電気設備工事の求人が見られる
  • 再エネ:太陽光・蓄電池・洋上風力の工事が広がっており、系統連系の設計・施工経験が評価されやすい
  • 老朽インフラ更新:高度成長期に整備された変電・送電・受電設備の更新需要が続いている

2024年問題と電気工事業

2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制が適用されています。原則は月45時間/年360時間、特別条項付き36協定がある場合でも年720時間以内、時間外労働と休日労働の合計で単月100時間未満/複数月平均80時間以内が上限です。違反企業には6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます(出典:厚生労働省 時間外労働の上限規制)。なお、災害復旧・復興工事には一部の制限緩和特例があります。

電気工事業は、建築工事の後工程に位置する部分が多く、前工程の遅れが電気工事のしわ寄せになりやすい構造がありました。2024年問題への対応として、大手電気サブコンでは、施工計画段階での前倒し、多能工化、BIM/CIMやDX工具の導入、工程調整専任者の配置など、様々な取り組みが進んでいます。

第三次・担い手3法(2025年12月12日全面施行)

2025年12月12日に第三次・担い手3法が全面施行されました(2026年7月時点で施行済み)。建設業法・入契法・品確法を一体改正するもので、①労務費の基準・処遇改善 ②資材高騰時の労務費しわ寄せ防止 ③働き方改革・生産性向上 の3本柱で構成されます(詳細は国土交通省 第三次・担い手3法で最新の運用状況を確認してください)。

電気工事業でも、労務費の基準明示や、資材高騰時のリスク分担ルールが順次運用に反映されており、電気施工管理として「工事価格の適正化・工程の適正化」を実務に落とし込む場面が増えています。

電気施工管理の年収レンジ

公的統計ベースの目安

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、「電気工事施工管理技術者」および関連職種の平均年収レンジが職種定義とともに公表されています。掲載値は調査時期・母集団(全国/年齢層/雇用形態)で幅があるため、単一の数値ではなく複数の統計を突き合わせて確認するのが実務的です(各サイトの公表年度・対象調査を必ず確認してください)。

  • 職業情報提供サイト job tag(厚生労働省):職種定義付きの平均年収を公表。「電気・電子・電気通信技術者(施工管理含む)」の分類で確認
  • 賃金構造基本統計調査(厚生労働省):企業規模・年齢別の賃金データ。職種分類は「電気工事従事者」等
  • 求人ボックス/建職バンク/工事士.com(民間集計):公開求人の年収想定を集計。対象媒体・時期・雇用形態で幅あり

編集部の求人観測(4点セット)

項目 内容
調査時期 2026年7月上旬
調査件数 約120件
対象媒体 doda/マイナビ転職/リクナビNEXT/工事士.com
抽出条件 「電気工事施工管理」「電気施工管理」を職種名に含む中途採用求人/派遣求人・非公開求人は除外/同一企業の複数掲載は代表1件に集約

この観測範囲では、想定年収レンジは概ね次のような幅で分布していました。

資格・キャリア段階 想定年収レンジ(求人票ベース) 主な求人母集団
2級電気工事施工管理技士(未経験〜数年) 350万〜500万円 中小電気工事会社・地場サブコン
1級電気工事施工管理技士(実務5〜10年) 500万〜750万円 準大手サブコン・大手電気工事会社
1級+所長経験(10年以上) 700万〜1,000万円 大手サブコン・ゼネコン電気部門
大手サブコン管理職層 900万〜1,400万円 プライム上場サブコン大手

※上表は求人票の提示年収上限・下限を単純レンジ集計したもの。公的統計の平均年収とは母集団・年度・調査手法が異なります。

上場企業の平均年収は、EDINETで公開されている大手サブコン各社の有価証券報告書で年度ごとに確認できます。ただし、有価証券報告書に記載される「平均年間給与」は全社員平均であり、電気施工管理職単独の値ではない点に注意してください。

未経験から電気施工管理になるロードマップ

想定される4パターン

起点 想定期間 主なルート
未経験(20代) 3〜5年で2級、5〜10年で1級 電気工事会社・サブコンで実務→施工管理へ配属
電気工事士経験者 1〜3年で2級 現場経験を活かし施工管理職へシフト
建築・土木施工管理経験者 1〜2年で2級 電気工事の実務経験を積みつつ資格取得
異業種(30代前後) 3〜5年で2級 電気工事会社の未経験者採用枠から入社

20代・未経験のロードマップ

ステップ1(入社〜1年目):電気工事会社・サブコンに未経験入社。まず第二種電気工事士の取得を目指す。現場でケーブル敷設・盤結線などの補助作業を経験し、電気の基礎を身に付ける。

ステップ2(2〜3年目):第一種電気工事士の受検を検討。実務経験を積みながら、施工図の読み方、工程管理の考え方を学ぶ。会社によっては、この段階で施工管理職への配置転換が始まる。

ステップ3(3〜5年目):2級電気工事施工管理技士を受検。改正後の受検資格では、17歳以上であれば第一次検定を受けられ、第二次検定は実務経験に応じて受検可能となる。取得後は主任技術者として現場を任される場面が増える。

ステップ4(5〜10年目):1級電気工事施工管理技士を目指す。第一次検定は19歳以上で受検可能、第二次検定は所定の実務経験が必要。1級取得後は監理技術者として、より大規模な現場の統括を担う。

未経験からの詳細な準備事項は施工管理に未経験で転職する準備と適性、資格取得の年収インパクトは施工管理技士の取る意味と取得後のキャリア変化を参考にしてください。

ケース別解説

ケース1|20代前半・工業高校卒/地場電気工事会社

第二種電気工事士を取得済みで、地場の電気工事会社に入社。1〜2年目はケーブル敷設・盤結線などの実務、3年目以降は現場代理人補助として工程管理・書類作成に関与。5年目で2級電気工事施工管理技士を取得し、小規模改修現場の主任技術者を任される。

ケース2|30代・電気工事士→施工管理シフト

第一種電気工事士として現場実務を10年経験。会社の方針で施工管理職に配置転換。すでに実務経験は十分なため、2級電気工事施工管理技士→1級への学習を計画的に進め、5年で1級取得。監理技術者として中規模ビル・工場の電気工事現場を統括する立場に。

ケース3|40代・建築施工管理からの併走

1級建築施工管理技士として20年キャリアを積み、電気工事の理解を深めるため1級電気工事施工管理技士を追加取得。ゼネコンの設備部門で電気・空調・給排水を横断的に見る立場に。監理技術者としての現場配置は電気工事の実務経験年数に応じて判断される。

ケース4|30代・異業種(IT・設備メンテ)からの参入

未経験の30代がサブコンの中途採用枠から入社。最初の1年は現場配属で電気工事の基本を学び、第二種電気工事士→2級電気工事施工管理技士のルートで資格を取得。データセンターの電源系工事など、前職の知識を活かせるプロジェクトに配属される事例も見られる。

電気施工管理でつまずきやすい5パターン

失敗1|電気工事士と施工管理の役割を混同する

電気工事士の延長で施工管理を捉えると、「自分で結線した方が早い」という発想になり、下請の職長との役割分担が崩れる。電気施工管理は、あくまで管理・監督の立場。手を動かすのではなく、段取り・調整・記録に時間を投じる仕事だと切り替えることが重要。

失敗2|建築工程との連携を後回しにする

電気工事は建築工程に組み込まれるフェーズが多いため、建築側の遅れがそのまま電気工事のしわ寄せになる。建築の週間工程・月間工程を早めに読み込み、影響が出そうな作業を先に段取りする姿勢が必要。

失敗3|停電・切替作業の調整不足

改修工事や増設で既存設備の停電を伴う場合、事前調整が甘いとテナントや発注者からのクレームに直結する。停電範囲・時間・切替手順を書面で合意し、リカバリー計画も含めて準備する。

失敗4|安全管理の要点を絞れない

電気工事は感電・アーク・墜落・重量物と、リスクが多岐にわたる。すべてを均等に見ようとすると抜けが生じるため、案件ごとに「今日の現場でもっとも起こりやすい災害トップ3」を絞り込み、KY活動・パトロール項目に反映する運用が有効。

失敗5|書類・記録の遅延

竣工前検査で必要な絶縁抵抗測定・接地抵抗測定・単線結線図・機器成績書・試運転記録などが揃わないと、引渡しが遅れる。書類は工事進行と並行して積み上げる仕組みを作り、月次で棚卸しする運用を早めに定着させる。

書類作成の効率化は施工管理の報告書の書き方と書式にまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q1|電気施工管理と電気工事士のどちらを先に取るべき?

現場実務が未経験なら、まず第二種電気工事士を取得して電気の基礎を身に付けるのが取り組みやすい選択です。実務3〜5年目に、2級電気工事施工管理技士の第二次検定にチャレンジする流れが一般的です。第一次検定は令和6年度改正で実務経験不要(年齢要件のみ)となったため、早い段階で第一次だけ合格して技士補になっておく戦略も選択肢の一つとなります。

Q2|電気施工管理は文系出身でもなれる?

文系出身の電気施工管理者は珍しくありません。電気の理論は現場と資格試験で段階的にキャッチアップできます。文系出身でも入りやすい建設業界の全体像は未経験から施工管理に転職する準備を参照してください。

Q3|1級と2級の年収差はどれくらい?

編集部が2026年7月上旬に主要求人サイト4媒体で確認した電気工事施工管理職の中途採用求人約120件(派遣求人除外/同一企業の重複除外)では、2級保有者と1級保有者で提示年収レンジに150万〜300万円程度の差がついているケースが多く見られました。1級は監理技術者として大規模現場を統括できるため、年収レンジも上振れしやすい傾向があります。

Q4|電気施工管理はきついと言われるけど実際は?

対応工程が多く、書類・工事・打合せ・調整と幅広い業務を抱えるため、繁忙期は労働時間が長くなりがちです。ただし2024年問題への対応や、企業ごとの働き方改革の進行度合いで実態は大きく変わります。求人票の給与・休日・残業時間を確認し、企業タイプごとの実情を見極めることが重要です。

Q5|電気工事施工管理技士は独学で取れる?

独学で合格する人もいますが、第二次検定の経験記述で不合格になるケースが多く、通信講座や独学+添削の併用が広く選ばれています。試験対策の詳細は施工管理技士 第二次検定の対策施工管理技士 経験記述の書き方を参照してください。

Q6|電気施工管理と電気通信工事施工管理技士の違いは?

電気工事施工管理技士は「電気工事業」の配置技術者資格、電気通信工事施工管理技士は「電気通信工事業」の配置技術者資格です。扱う許可種別が異なり、対象となる工事も異なります。詳細は電気通信工事施工管理技士とは?を参照してください。

Q7|女性の電気施工管理者は増えている?

建設業全体で女性活躍推進の取り組みが進んでおり、電気工事業でも女性の入職者が徐々に増えています。国土交通省の女性活躍推進関連資料でも、建設技術者に占める女性比率が緩やかに上昇傾向にあると示されています(国土交通省 建設業における女性活躍推進)。快適トイレの整備や女性更衣室の設置など、就業環境改善も進行中です。

Q8|監理技術者は必ず現場に専任で常駐する?

専任義務の要否は請負金額・工事の性質・監理技術者補佐の配置による専任合理化措置などに応じて個別判断となります。全ての現場で常時1名専任配置が必要というわけではなく、案件ごとに国土交通省の「監理技術者制度運用マニュアル」最新版と発注者要求事項を確認してください。

Q9|BIM/CIMは電気施工管理でも使う?

大規模建築や公共工事では、電気設備のBIMモデル化が広がっています。建物の3次元モデルに電気配線・盤・機器を配置し、他工種との干渉を事前に検討する使い方が代表的です。i-Construction 2.0の全体像はi-Construction 2.0とは?3本柱と施工管理への影響にまとめています。

Q10|電気施工管理から独立できる?

電気工事施工管理技士(1級)と、電気工事業の建設業許可の要件を満たせば、独立して電気工事会社を設立できます。独立には資金計画・顧客開拓・保険加入など多面的な準備が必要で、施工管理単独で受託するよりも、電気工事士としての実務を並行できると受注幅が広がります。

Q11|電気施工管理の資格手当はいくらくらい?

編集部の求人票観測(120件・2026年7月上旬・doda/マイナビ転職/リクナビNEXT/工事士.com)では、1級電気工事施工管理技士の資格手当は月2万〜5万円、2級は月1万〜2万円のレンジで提示されている求人が中心でした。企業タイプ・雇用形態で幅があるため、募集要項の詳細を確認してください。

Q12|再エネ・データセンター案件はキャリアに有利?

近年もっとも需要が伸びている領域で、経験があるとキャリアの選択肢が広がります。UPS・非常用発電機の設計・施工、系統連系、大電力受電などの経験は、他社への転職やキャリアアップでも評価されやすい傾向があります。

Q13|電気施工管理の転職で失敗しないコツは?

求人票の「担当工事の分野(建築電気/送配電/通信/再エネ・DC)」「所属会社の得意領域」「配属予定の役職・配置技術者としての位置づけ」「残業時間・休日制度」を必ず確認してください。求人票の見極め方は施工管理の求人票を見極める7項目を参照してください。

Q14|電気施工管理と管工事施工管理は掛け持ちできる?

設備系サブコンでは、電気・空調・給排水を1つの現場で並走して見る場面があります。ただし、建設業許可の業種は電気工事業と管工事業で別、施工管理技士の資格も別区分のため、それぞれの資格を取得することで配置技術者としての幅が広がります。管工事施工管理技士の全体像は管工事施工管理技士の難易度と勉強法を参照してください。

Q15|電気施工管理の1日は本当に長い?

現場・工程・企業タイプで大きく異なります。竣工直前や停電切替作業の週などは長時間になりやすい一方、平常時は7:30〜18:00の範囲で収まる現場も増えています。2024年問題を機に、時間外労働の運用ルールを整備する企業が増えているので、応募時に運用実態を確認するとよいでしょう。

まとめ

  • 電気施工管理は、電気工事の施工計画・工程・品質・原価・安全・環境を統括する管理業務。1級・2級電気工事施工管理技士が中核資格
  • 対象工事は4分類(建築電気設備/送配電・変電/通信・信号/再エネ・データセンター)で、企業タイプごとに扱う領域が変わる
  • 1級=監理技術者になれる代表的資格、2級=主任技術者。監理技術者資格者証・5年ごとの講習など制度面は国土交通省の運用マニュアル最新版で確認
  • 電気工事士との違い:電気工事士は施工実務、電気工事施工管理技士は工事全体の管理。両方持つと市場価値が上がる
  • 需要はデータセンター・再エネ・老朽インフラ更新で当面高水準。2024年問題・担い手3法の運用も進行中
  • 年収レンジは資格・経験・企業タイプで350万〜1,400万円のレンジで幅広く分布。1級+所長経験は市場価値が高い

電気施工管理は、資格・経験・扱う分野の掛け合わせでキャリアの伸び代が大きい仕事です。未経験からの入り方、電気工事士との組み合わせ、大手サブコンやゼネコン電気部門への転職など、自分の起点から逆算してキャリア設計を進めるのが得策です。個別のキャリア相談は、タテルート編集部のLINE公式アカウントからもお受けしています。


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